MC昇圧トランスを作ってみた |
MCカートリッジ用の昇圧トランスを組んでみた。
MC昇圧トランスは、オークションで買っても1万円程度するので
製作に挑戦してみました。結果はハム音で悩まされしまいました。
小さな音で聴いているぶんには気になるほどではないです。
ボリューム50%以下なら。
レコードプレヤーのカートリッジはDENON
DL-103を使用しています。
ネットでMC昇圧トランスと調べていたら
「21世紀になってから作る MCヘッド・トランス」と
いう記事を見つけました。
ST-12というトランスでMC昇圧トランスを作る記事がありました。
早速、トランスの値段を調べたところ
1個700円弱で買えるので2個購入
組んでみたところ音が出ました。
だだ、アンプのボリュームを上げて行くとハム音がする。
昇圧トランスのケースからアースをイコライザーのケースに
取るとだいぶハム音のだいぶ収まる。
入力側と出力側の両方にアース端子を付けた。
トランスを入れたケースはタカチ電機工業
【UC11-3-8AA】UC型ユニバーサルアルミサッシケース
トランスの置く位置でもハム音が違う。
真空管アンプの近くはハム音大きくなる。
電源トランスの影響を受けるみたいだ。
レコードプレーヤーの側もターンテーブルを回転させると
ハム音大きくなった。モーターのノイズを拾うようだ。
TA2020のアンプに繋いだときは、ハム音小さかった。
大きなトランスがないからか?
機器構成は
DENON DP-55L(DL-103)
ST-12昇圧トランス
ONKYO PE-155 イコライザーアンプ
6L6GCシングルアンプ(中国製)
ダイアトーンDS-35B
MC昇圧トランスをがないときに、真空管アンプで
レコードを聴くときは、SANSUIのAU-D907Gの
テープ出力から真空管アンプに繋いで聴いていた。
入力側
出力側 100kΩの抵抗が付いている。
ケースの中 ST-12のトランスが2個 ハム音解消のために銅箔をケース内に張ってみた
あまり効果がないようだ。アースを取るほうが効果が大きい。
下の写真で上側が出力。100kΩの抵抗が付いている。
ST-12昇圧トランスのシールドに関してですが、銅箔はトランスに巻いたらどうでしょうか。
1~1.5cm幅の銅箔を巻線方向にトランスの外側から巻いて、端を半田する方法です。
確かめてください。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。